1) 腐り始めた「幸福の島」 上る水面、集団移住 塩害深刻 支援急務
エメラルドグリーンの南太平洋のど真ん中に、まるで墓標が突き刺さっているように見えた。「子供のころはあそこまで白い砂浜があったんじゃよ」バヌアツの北端に近いリラク村のリッチモンド・セルウィン村長(58)は、20メートル先の海中から突き出た白っぽい枯れ木を指指した。村長の足元にわずかに広がる浜には、根元から横倒しになった、幾本ものヤシの木が無残な姿をさらしていた。海水によって海側の土が削り取られ、支えられずに倒れたのだ。黒く変色した根の周辺には黄色く濁った水溜りができ、腐臭が漂っていた。
「世界で最も幸せな島々」が腐り初めている。そんな危機感を覚えたー。バヌアツは、3日に開幕した国連気候変動枠組み条約の第13回締約国会議(COP13)に、熱い視線を注いでいる。
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